技術が手間を省いてくれるなんてことはまずありません。技術は手間を増やすだけです。
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』
ウンベルト・ エーコ、ジャン=クロード・ カリエール 工藤 妙子訳
電子書籍を読む端末としては何がいいのか。
ほとんどの書籍をKindleで購入しているので、Amazon謹製のKindle端末(Kindle Paperwhite、Kindle Oasis)などを使用してきました。
しかし、当初の製品に比べればマシだとはいえ、ページめくりや、ハイライト(マーカー)などの反応が鈍いのが気になるところです。
Kindle端末に比べて、iPadにKindleアプリを導入した読書は、各種反応については快適です。
もちろん、Kindle端末には目に優しい、SNSやメールの通知がないので読書に集中できる、といったメリットはあるのですが、それを加えてもどうしても快適な読書がいまいちできないと感じてしまいます。
何回かKindle端末でがんばって読むぞ、と思うのですが、結局iPadに戻ってきてしまうので、とうとう各種Kindleはメルカリで売却してしまいました。
iPadの中ではどれがよいのか。
iPad miniはkindle端末の大きさにも近いし、取り回しが良くてとてもよい。
しかし私はもうかなりの老眼。
正直言って、文字が小さすぎる。
もちろん、文字を拡大すればいいのですが、一覧性に欠けることになってしまいます。
本のいいところって、熟読はもちろん、ざっと斜め読みもできるところだと思うのです。
そこで現在使っているのは、iPad Pro12.9inch。
明らかに大きすぎるのですが、家で読むには最適。
現在休職中でほとんど外出、移動しないので、このサイズで問題ないのです。
寝ていても、胸に立てればなんとか読めます。
11inchでもよかったかな、とときどき思うことはありますが、今のところ満足です。
これから復職、出勤ということになったら検討し直すことになりそうですが。